子供の頃、お腹が痛くなると母親が、手をあててくれたり、さすってくれたりした経験をお持ちの方はきっと多いはず。そしてなんとなく痛みが和らいだような記憶がありませんか?
これはちゃんと根拠があって、効果もある療法なんですよ! たとえば打撲などの場合、痛む箇所に炎症が起きているため、血液が拡張してリンパ液や体液が集まっています。そのため冷やすことによって、リンパ液や体液が分するので痛みが和らぐのです。しかし、そういった突発的ではない痛みの場合は、温めるほうが効果的です。
温めることによって、血管が拡張して血液の流れがよくなり、筋肉が固まっていたためにたまっていた老廃物が流れ去り、痛みが和らぐのです。
生理痛もやはり血液の流れが悪くなるために起こります。生理中はとくに冷えると骨盤内のうっ血がひどくなり、血流も悪くなります。
また血流だけでなく、ホルモンバランスも大きく関係しているとのこと。子宮から分泌されるプロンスタグランジンという物質の量が多いと、黄体ホルモンとのバランスが崩れて、腹痛や腰痛を患うようになるんだそうです。
これらの痛みは温めることで改善することができます。具体的には、カイロや温湿布をお腹や腰に貼ることで、血液の循環を良くし、痛みを軽減することができるのです。またお灸などに使われるヨモギも、体を温める方法として知られています。
日本ではそんなに馴染みがないかもしれませんが、韓国では全身をヨモギの蒸気にあて、冷え性、生理痛を解消するという療法があるんですよ。