生理痛を改善するには、生理がどうやって、何のために起こるのか知っておくことが大切です。さらに生理のしくみについて知るには、まず大前提として、私たち女性のからだのしくみについて知ることが大切だと思います。
たとえば女性のからだは、一生のうち時期によって、前思春期、思春期、成熟期、更年期、老年期と5段階に分類され変化します。何らかの変化が起こったとき、自分は今どんな段階にいるのか、何でそのような変化が起こるのか、知っているだけでもずいぶん安心できますよね?
また現在のことだけでなく、今後起こりうるケースについても知っておけば心構えができたり、落ち着いて対応できるはずです。
女性のからだは、「女性ホルモン」の働きによってコントロールされているといっても過言ではありません。とくに女性にとって重要な働きをするのが、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2種類のホルモンです。エストロゲンは女性らしいからだをつくるのに影響するホルモンで、思春期になると分泌量が増え、30代後半になると減少します。
プロゲステロンは、妊娠にかかわるホルモンです。子宮の状態を安定させる働きなどがあります。これら2種類のホルモンが、女性のからだと健康に影響し、妊娠や月経にもかかわってきます。
また女性のからだが年齢によって変化するのも、これらのホルモンの増減によります。年齢の変化による以外に、環境やストレスなどによってバランスがくずれることもあり、婦人科系の病気につながることもあります。